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若草物語に見た美しい生き方

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再びクリスマスの季節が巡って来ましたね。

このところ、娘と若草物語を読んでいて、ちょうど全4巻読み終わったところです。映画も観たりして、ちょっとした若草物語ブームの日々を過ごしていました。

子どもの頃母に勧められて読んだ懐かしの物語ですが、何十年経て改めて読み返してみると、なかなか新鮮で。

小学生の娘はもっぱら登場人物たちの恋の行方にハラハラドキドキし、大いに盛り上がっていて、かつての私もそうだったなあ、なんて思いました。

19世紀のお話なので、こと女性の生き方、に着目すると、ちょっと違うと思う点もいくつかあって、それは娘に読み聞かせるにあたって、私なりの注釈を付けながら読み進んだのですが、

物語の主人公たちの神様に恥じない生き方、というのがとても素敵なのです。

私は特定の宗教の信者ではありませんが、この物語の芯になっているキリスト教の考え方はとても美しいなと思いました。

キリスト教のお祭りであるクリスマスにご紹介します🎄

キリスト教の教えが中心にある暮らし

若草物語の舞台は19世紀後半のアメリカ東部の街。

登場人物たちの暮らしの中心にはキリスト教の教えがあります。

子どもたちが迷う時、親たちは、キリスト教の教えから子どもたちを導きます。

良い行いとは?

良い生き方とは?

常に神様に恥じない生き方を心がけようとする姿は、

普段の私たちが忘れがちな事のように思いました。

宗教でも何でも、いろんな考え方の良いとこ取りをしている、テキトーな生き方の私ですが、

若草物語の主人公たちの言葉には、心を洗われるような、清々しい気持ちになりました。

美しい暮らし

小説で描かれる暮らしは、とても素敵。

まだあらゆるものが手で作られている時代の話ですから、

物を大切にしている様子が伝わってきます。

お屋敷に住む大富豪の豪華な暮らしぶりも素敵ですが、

主人公たちの慎ましい暮らしもとても丁寧で素敵です。

そこまで美しい暮らしでは無かったけれど、幼い頃、母が着るものでも日用品でも大抵なものは手作りして大切に使っていた日々のことを思い出しました。

何でも簡単に手に入る今の時代、とても便利で大いに助かっていますが、

雑多な物に囲まれすぎだな…

ちょっと見直そうかなと反省。

暮らしぶりの美しさは映像でも。

小説とはまた違った楽しみがあって、こちらもオススメです。

青い鳥文庫シリーズは、子どもにも親しみやすい現代語と装丁で、イマドキの小学生向けです。

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