最近ハマっているものもう一つ。
糖水(Tong sui)と呼ばれる中華系のデザートです。
中華の食養生という考え方が基本にあって、豆や芋、乾物などを使っている見るからに体によさそうなデザートです。
甘いスープのようなもので、日本のお汁粉にそっくりなのもあります。
あれこれ食べ歩きしているうちに、自分でも作ってみたくて、挑戦してみたら、とても簡単!
以来、チョクチョク作っては家で楽しんでいます。
優しい甘さで体に沁みます。

糖水(トンスイ)いろいろ
「糖水」と書くとおり、中華系の甘いスープなのですが、具材も見た目も様々。
マレーシアでは専門店もあちこちにあるほど、ポピュラーなデザートです。
温かいのが多い印象ですが、温かいのと冷たいのと選べることもあります。
小豆を煮たものは、日本のお汁粉にそっくり。他にも緑豆のお汁粉、胡麻のねっとりしたスープ、透明なキクラゲのスープ、ココナツミルクベースのスープなどなど。
お汁粉系のものだと、主に小豆か緑豆。お米の餅の代わりにタロ芋の餅が載っていたりします。ココナツミルクを使ったものも。
ねっとりしたペーストに近いものだとピーナツ(花生糊)や胡麻(芝麻糊)など「糊」という文字からして粘性を感じますね!
透明スープではキクラゲや麦、湯葉、棗、乾燥竜眼(ロンガンというライチに似たフルーツ)などを煮込んだもの
ココナツミルクベースのもの(さつまいも、タロ芋、タピオカなどを煮込んだもの)
カスタード系(プリンのよう?)
お店によって本当にいろいろで、私はまだまだ未開拓のものばかりです。
小豆のお汁粉、緑豆のお汁粉、湯葉と麦のスープ、芋類のココナッツミルク煮は特にポピュラーで、中華系の専門店でなくても、マレー系のカフェやレストランでもよく見かけます。
糖水は元は中国南部の広東省や福建省の人々の習慣だったものが、移民と共に各地に広まったものだそうです。
マレーシアではココナツやタピオカなど熱帯らしいアレンジも発展したんですね。
インドネシアでも緑豆のお汁粉や芋のココナツミルク煮など、そっくりなものが見られました。

自宅で簡単!手作り糖水
あちこち食べ歩きをして楽しんでいるのですが、先日スーパーマーケットでたまたま湯葉と麦の糖水(腐竹薏米糖水)セットを売っているのを発見!
説明書きを読んでみたら、ただ水で煮込むだけ、とあって、これなら作れるかも!と挑戦してみました。
麦をたっぷりの水でゆっくり(30分位)茹でて、麦が柔らかくなったら湯葉を加えてバラバラにほぐれるまでしばらく(数分)煮て、氷砂糖で甘みを加えるだけ。
中国の湯葉はいろいろな形のものがありますが、特別な加工をしていない、パリパリと割れやすい薄いものを選びます。日本の湯葉ならきれいに薄いのが普通なので、問題ないです。

糖水でよく見られる白キクラゲとか蓮の実、枸杞の実などを加えても美味しいです。今回は乾燥百合根、蓮の実、白キクラゲを加えてみました。乾燥栗を加えてみたのもおいしかったです。
この間お店で食べたのには銀杏が入っていて、それもとてもおいしかったです。
栗のような大きな乾物は戻すのに時間がかかるので、前の晩から冷蔵庫内で水につけておくと良いです。戻し汁はそのまま糖水の煮込みに使えます。
蓮の実や百合根は15分くらい水につけておくだけで使えます。
蓮の実も乾燥百合根も乾燥栗も中華材料なので、日本だと見つけにくいかもしれないですが、百合根も栗も日本では季節になれば出回るので、それを使えばもっと美味しそうですね!乾燥蓮の実は中華街とか業務スーパーで見つかるかな?
自分なりの糖水でほっこり整う

糖水は本当にいろいろなバリエーションがあって、お店ごとに具材がちょっと違ったりします。
つまり、これといって決まりはないのだと、勝手に解釈して、好きな具材で作ってみようと思っています。
次は大好きな生姜をピリリと効かせたスープを作ってみようかな。
常夏の地で温かいスープ?と思うかもしれませんが、意外にこれが冷房で冷やされた体に優しかったりするのです。
ほんのり温かい位が私は好みです。
夕立の雨宿りをしながら温かい糖水なんて、最高です❤️



コメント