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海外のインター校で ちょっと困った・戸惑った事

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海外のインターナショナルスクールでの学びは

日本ではなかなか得られない貴重な学びで、

子どもたちは大いに楽しみ、成長していますが、

時々、戸惑う事もあります。

そんな時は、

やっぱりここは日本とは違うな〜と実感します。

今回は、私が今まで経験してきた東南アジアのインター校での経験から、

困ったり戸惑ったりしたことを紹介します。

改めて実感するのは、
日本の学校は
管理がしっかり行き届いている

という事。

昨今は日本の学校でも色々な問題が起きていますが、

それでも日本の学校はきちんとした体制で運営されているなと感じます。

海外の学校で学ぶ事は良いことがたくさんありますので、

是非チャレンジをお勧めします。

そんな時、予め問題点を知っておくとより安心ですね。

落とし物は帰ってこない

私の経験では、日本の学校で落とし物をしても、大抵は手元に戻ってきました。

日本の学校では、落とし物ボックスに大抵は見つけられるし、

先生も協力的で、しっかり探してくださいますね。

仮に紛失となった時には、学校として誠実に対応して下さいました。

ところが、海外のインター校ではそうはいきません。

学校内に一晩忘れた上着、水筒やヘッドフォン(授業で必須)などは消えて、出てきません。

特に新品は!

先生方も「みんなに聞いてみるね!」と笑顔で返事はくれますが、

彼らの仕事では無いためか、熱心には探してくれません。

そもそも、学校で紛失しても学校に責任は無いという書類を最初に書かされます。

財布を落としても戻ってくる平和な国日本から来た私たちが平和ボケと言われればそれまでですが、

学校内での盗難が多い事には、何年経っても慣れません。

特に、まだ自己管理が上手く出来ない小学生の子どもの親としては、

なかなか納得がいきませんが、これが海外の学校の現実です。

因みに、外部からの侵入に対する安全対策は、

日本よりしっかりしていて、

門には常に警備員が立ち、通行証や身分証を提示しないと入ることはできない仕組みが普通です。

それは、かつて何十年も前にニューヨークで通った公立校もそうだったので、

海外では当たり前なのかもしれませんね。

先生はあっさり辞めます

海外のインター校では、割とよく先生が交代します。

タイミングも年度の区切りとは限らず、年度の途中でもちょくちょく起こります。

理由は様々で、市内の別のインター校に移ったりするケースもよくあります。

私立の学校だし、先生もより良い職場環境を求めて移っていくのは当然なのかもしれません。

でも、急に、今学期末までです、と言われたりすることがあり、

そんな時はちょっと戸惑います。

特に、好きな先生だったりすると、

子どもの学校へ行くモチベーションが急に下がったりするので、困ります。

逆に日本では、先生方の過酷な労働環境が問題になっていて、それはそれで心配ですが。

でもあまりにもあっさり転職されてしまうのも、子どもを通わせる親としては、悩ましいものです。

キッチリした指導は期待しない

日本の幼稚園児たちは、運動会で行進したり、組体操をしたりしますね。

海外の幼稚園に息子を通わせていた時、

日本の幼稚園の運動会を見てあまりの完成度の高さに驚いた記憶があります。

日本の地元の小学校や中学校の様子も

今通っているインター校と比較するとかなり違います。

日本の学校では生徒達はきちんと前を向いて座り、授業中は統制が取れています。

体育の授業も部活動も驚くほど高レベルです。

それの良し悪しは議論の余地があると思いますが、

少なくとも日本の学校では、生徒のやる気の有無に関わらず、全員に対し一定レベルまで学校で指導してくれるという安心感はあります。

私が見てきた海外のインター校や現地校は、もっと指導が緩やかです。

国民性や文化の違いが大きいのかもしれませんが、

海外のインター校での指導を見ていると、

やる気のある子は、それこそ、飛び級もさせてとことん伸ばすチャレンジをさせるけれど、

逆にそうではない場合はちょっと心配です。

中学・高校レベルでも、日本なら小学校で習う簡単な算数が解けない生徒がいたりします。

体育も楽しく遊ぶ程度の授業なので、

体を動かす楽しさを学ぶ観点で良いことだと思いますが、

運動能力のレベルアップには程遠い内容です。

厳しく訓練されてきた日本からの生徒達はスポーツ大会の選抜メンバーの常連だったりします😆

自由で自主性を重んじた指導
厳しいようですが
本人のやる気次第です。

やる気を発揮できずに沈んでしまうと、ちょっと心配です。

スクールバス代が結構高額なことも

海外の学校では、スクールバスで通学することがよくあります。

子どもが一人で、徒歩や電車で通学する日本の風景は、海外から見ると特殊なのかもしれません。

スクールバスを使わない場合には、保護者が車などで自力で送迎するのが通常です。

インター校のスクールバス代は結構割高です。

高い学費に見合った額なのかもしれませんが、年間で見ると結構まとまった額になるので、

学費を検討する際には考慮したいポイントです。

以前暮らしていたインドネシアと比べるとマレーシアの方が割安に感じますが、

それでも一人あたり年間25万円程度かかっていますので、

兄弟姉妹で通うとなると、これがなかなかの額に膨れ上がってきます。

安全に関わることなので、安ければ良いという話でもありません。

学費の予算を検討する際には、確認しておいた方が良いでしょう。

因みに、自力で送迎するとなると、タクシーを利用するか、自家用車を持つか、徒歩で通える近所に住むか、あたりが現実的な選択肢です。

国によっては、自分で運転することや徒歩で学校に通うことが困難な国もあります。

少なくとも少し前のインドネシアはそうでした。

日本とは違う

海外の学校と日本の学校の違いは

単に勉強面でのカリキュラムの違いだけではありません。

規則も人間関係も考え方も、日本とは全然違う点がたくさんあります。

素晴らしい体験もたくさんありますが、ストレスを感じる場面もあります。

良い面だけ、悪い面だけ、ではなくて
両方とも知った上で
上手に付き合っていければ
素晴らしい体験になるでしょう。

是非参考にしてみてくださいね!

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